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田んぼの生きもの調査を行いました
イベント・レポート

国東半島宇佐地域世界農業遺産の地域にある田んぼで、生き物調査を行いました。
田んぼに生息する様々な生き物を調べることで、私たちの農業遺産のテーマである「クヌギ林とため池がつなぐ農林水産循環」の水の循環のうち、ため池から流れる水の代表的な供給先である水田の「生物多様性」の状況を把握するものです。
調査は、NPO法人おおいた有機農業研究会に委託し、有限会社宇佐本百姓、社会福祉法人共生荘障がい者サポートセンター三角ベースのご協力のもとに実施しました。
講師として宮城県大崎市で活動されている「NPO法人田んぼ」の舩橋理事長をお招きし、7月16日から28日までの間に宇佐市木部地域と国東市安岐町馬渡地域等で調査を行うとともに、地域の子ども向けの「田んぼの生きもの調べ野外学習会」と、一般の方向けの「田んぼの生きもの調査員養成講座」も行いました。
子ども向け学習会では、地域の小学生たちが、小さな網を持って裸足や長靴で田んぼに入り、「オタマジャクシ」や「ヤゴ」、「カエル」など様々な生き物を捕まえ、みんなで種類等を確認した後、田んぼに還しました。
調査員養成講座には、有機農業に携わる方や生き物好きな方など約30名が集まり、2日間の日程の講座を受けていただきました。「NPO法人田んぼ」による生き物調査の手法を、座学と実習により学びました。

<宇佐市木部地域での学習会> 7/17(水)

<国東市安岐町馬渡地域での学習会> 7/28(日)

<田んぼの生きもの調査員養成講座> 7/20(土)・21(日)

(室内での講義の様子)

(田んぼでの実習の様子)

(生き物の確認)

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